ようやく「リング2」を観る

hirosso

2004年03月14日 06:36

久しぶりのマイカー起動ついでにGEOまで行ってDVDを何枚かかりてくる。その一枚が「リング2」。当時「リング」を見て面白かったので「らせん」を見たが、その「らせん」がいまいちだったため、「リング2」を見ようとして数年経ってしまっていたのだった。
最近この手の映画を見るときは、とことん元を取ろうとして、鑑賞時の環境設定にこだわっている。

もちろん一人。(別に感動映画のときも一人だが……) 時間は真夜中。部屋は電気を消して暗くする。ホラーを見るのに、明るいほがらかな雰囲気じゃあ、台無しなのだ。

しかしながら、近頃思うのだが、どうしても純粋にホラー映画を見るという行動とは異なった見方をしてしまうのだった。お、今の恐怖は何に対してか?とか、この効果音が恐怖感をかきたてているのか?とか。精神科医の怨霊エネルギー説に、うむ、私もその説を支持するとか。

最後の方で貞子が、逃げようとする舞の持つロープを握りながら「なぜ、お前だけ助かる……」(うる覚え)だか言う台詞を吐いたときも、助かるってのはどういうことか。助からない=死ぬってことか。でも、呪いの恐怖を感じて生きていくことは、ある意味、死ぬよりもつらいんではないか?とか、そんなことを考えてしまった。

なんだか、純粋にホラー映画をホラー映画として堪能できない今日この頃。
この傾向、ちょっと前に見た「呪怨」のときもそうだった。
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